七つの海のティコ(3)

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七つの海のティコ(3)

海洋生物学者の父とともに、「ペペロンチーノ号」で世界の海を渡り歩く少女ナナミ。彼女の一番の友だちは、赤ん坊の頃からずっと一緒だったシャチのティコだ。1994年の放送作品で、20本目の記念作品として「世界名作劇場」としては初のオリジナル作品となった。現代を舞台にした海洋冒険ファンタジーだ。
ナナミの父は「ヒカリクジラ」という幻の生物を探し求めていたが、その兵器利用をたくらむ企業、GMCがナナミたちを追ってくる。さまざまな海での冒険を経てヒカリクジラと遭遇したナナミたちだったが、ヒカリクジラはGMCによって捕獲されてしまう…。
“現代”の“ファンタジー”を、「世界名作劇場」でやる必要があるのか?という議論は、放映当時もあったようだ。しかし、「地球には知られていない真実がまだたくさん隠されている」というテーマにはやはり心が躍る。科学万能(と言われている)社会に生きる子どもたちに“今”必要な物語は、なるほど、こういう話なのかもしれない。
ラストが若干観念的になってしまうのは残念だが、世界のあちこちをまわっていく展開は単純に楽しい。ちなみにナナミの亡くなったお母さんは日本人という設定で、一行が日本を訪ねるというほほえましいエピソードもある。(安川正吾)

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★平穏な3巻★

この3巻までは さほど涙ボロボロの悲しいシ−ンは少ない。どちらかというと平和的な話し 楽しい話しが多い。 4巻後半あたりから徐々に物語が本格的になってきて緊迫したシ−ンが増えてくる。あまり見過ぎると現実へ帰れなくなる。グイグイとこの世界に引き寄せられる。

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