岸和田少年愚連隊
中場利一の自伝的同名小説を原作に、かつて『ガキ帝国』で島田紳介・松本竜介を起用して一般映画デビューを果たした井筒和幸監督が、今度はナインティナインを主役に描いたオモシロ過激な青春グラフィティ。
1970年代、大阪・岸和田で喧嘩に明け暮れる不良少年チュンバ(矢部浩之)と小鉄(岡村隆史)を中心に、荒々しくも魅力的な面々の姿が群像劇として描かれていく。猥雑な世界観の中、キャラクターの躍動感から哀愁まで漂わせることに長けた井筒演出の真骨頂ともいえる快作。登場する人物のすべてがなぜか愛おしくなってくる。これがデビューとなったチュンバの恋人役大河内奈々子も初々しい。なお本作の成功により、以後中場原作ものは「岸和田シリーズ」として続々と製作されていくことになった。(的田也寸志)
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迫力ある矢部浩之の大阪弁にしびれた
ナイナイは大阪出身なんだから当たり前なんだけど、二人の大阪弁が、特に矢部さんのセリフがとてもリアルで迫力がありました。さすがブルーリボン新人賞授賞も納得の演技です。当時劇場で観ましたが、面白かった〜〜です!吉本の芸人さんが多数出演してます。
面白いよ。
神奈川に最も近い東京と言われる、偏狭の犯罪都市町田に生きる僕には
関西の岸和田でくすぶるティーン時代の青春というのは肌合い的に理解できるものです。
そこにあるのは、土着的な出来の悪さ。
そんな岸和田の町を舞台に主役を務めるのは、お笑いのナインティナイン。
彼らは本当にハマリ役で、井筒監督のキャスティング能力が光ります。他にもサンダとガイラの兄弟、小林稔侍による地元のケンカオヤジ、山本太郎による高校の元番長、、、と魅力的なキャラクターばかり。
全編ケンカのシーンばっかのこの作品にそもそもモラリズムだとかは存在していません。
あるのはケンカだけ。そういう、どこにも行き着かぬ青春を実にうまく切り取った作品です。
井筒さん、、あんたは偉い。
ダンジリ祭りで有名なデープな大阪岸和田。不良の悪餓鬼の中学生時代、高校生時代、そして大人になった頃までを描いています。矢部浩之が主人公のチュンバ、その子分の小鉄を岡村隆史、その他愛すべき奴ら。井筒さんよく考えて撮っています。好きなのは、チュンバのおかん秋野暢子、裁判所へ行く前、[今日はひよこで行くからな、、、]そして、係り員の前で[この子本当は優しい子ですねん、お祭りで買ってきたひよこが死んだ時も、、、]死にそうなくらい笑えました。笑福亭松の助のおじいちゃんの[鉄板、持って行け]、電車止めたり、映画館で画面に対して文句言う怖いカオルチャン(小林稔侍)、全ての意味でじゃりんこチエを越えています。でもこんな人達まだ関西では、ようけいたはるんでしゃろ。ワシがモデルや、、と言うてるおっちゃん、絶対いたはりますわな。
いいやん
この映画好きです。決して完璧ではないんです。演技とか中のことも、でも好きです。前半の中学生のときの明るい印象から高校に入ってからの暗い印象とか巧いな―と思います。ただりょーこについてはどうかなみたいな。でも好きです。
岸和田少年愚連隊
やっと原作を観ました。
カオルちゃんから入った人間なのですが、
見る順番は人それぞれなんでしょうが、や
っぱりこれをちゃんと観てから、他のもの
を見ればもっと楽しめたかなって思います。
なんとなくダラダラとお話が展開してゆ
くのですが、それこそ、青春時代の鬱屈し
たものを表現している気もするし、それが
不満という気にもなりませんでした。
小さな田舎町というのも私の地元もそう
ですし、何も無く、ある種狭く閉鎖的な社
会で、何かを掴み取ろうとしてもがいてい
る姿や、結局何も見つからずに腕力によっ
て自分を表現してしまうのは悲しいなって
思いますが、ひとそれぞれスタイルは違っ
ても似たようなものなのかなって考えたり
もしました。
