300特別版(2枚組)

300特別版(2枚組)

300特別版(2枚組)

これだけ「戦い」だけに徹した映画も少ないだろう。余計な脇道のストーリーには一切踏み入らず、本筋を見据えたことで、観る者の集中力を高めていく作品だと言える。舞台は、古代ギリシアの国家スパルタ。男は最強の戦士となるべく育てられるこの国で、王が大帝国ペルシアからの使者を殺してしまう。ペルシアからの報復に立ち向かうべく、王に率いられたスパルタの戦士300人が出陣。100万にもおよぶペルシア軍の猛攻撃に立ち向かっていく。
原作は『シン・シティ』などと同じフランク・ミラーのグラフィック・ノベル(コミック)で、時代モノという以上に、どこかファンタジックな香りが漂うのは原作のテイストに追従しているから。CGの背景に実写の俳優たちを合成した映像は、独特のダークでミステリアスな雰囲気を作り出している。はるか彼方まで続く大軍や、古代の自然風景など、CGが必然として使われ、手法に納得できるのだ。戦士たちによる合戦では、血が飛び散り、首の断面も見える生々しさだし、巨大なサイや象、不気味な仮面軍団も相手にした、少数精鋭スパルタ軍の進撃は、一瞬たりとも緊張感が緩むことはない。俳優たちの個性は伝わらないが、それもこの作品の狙いか。累々と重なる死体の山に象徴されるように、本作の主役は「戦い」そのものなのである。(斉藤博昭)

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無条件にカッコイイ!

 男の強さに感動しました。あの美しい肉体がCGではなく俳優さんんが鍛えた
肉体とパンフレットで読んで(予算がなかったそうで)ますます凄い!と思います。
 確かに戦い一辺倒かも知れませんが、一人一人がとてつもなく強く、情もあり死を恐れない、家族の為にとてつもない人数の相手との戦いに出る姿は感動でした。最後まで諦めず、強く頭の良い戦士達。一歴史にこんな凄い事があったこんな人たちがいた事実に驚きます。心に残る一本でした

スーパーロボット大戦

個々の生命よりも尊くかけがえなきもの-May Live Forever-

生命は最も大切なものだ。言うまでもない。しかし条件がある。平時においては、というものだ。一旦危急存亡の危機にある時にはどうか。家族に災禍がふりかかる時、貴方は命をかけて配偶者や子供を守るに違いない。家族は社会の最小単位である。家族が数集まれば集落に、集落が集えば村落に、そして村落共同体は国家となる。家族を祖国におきかえてみたい。祖国が夷敵の脅威にある時、それは家族が暴漢に襲われるのと軌を一にする。その時貴方が一家員として家族を守るのであれば、一国民として国家をも死守せんとするだろう。共同体を守ることは、すなわち家族を守ることになるからである。本作“300”はこの大事をいみじくも想起させてくれる。スパルタ王レオニダスは、ペルシャの侵攻に対し、わずか300人の兵と共にその防波堤となるべく出陣する。ペルシャ軍は百万、比するスパルタ軍並びにギリシャ兵は豆粒ほどの数である。テレモピュライの回廊において激戦善戦するも、裏切り者により退路を断たれたスパルタ軍は完全に包囲されてしまう。レオニダスはしかしペルシャ王クセルクセス隷下に入る事を潔しとしない。奴隷として生きながらえる事はスパルタの辞書にはなかったのだ。スパルタ軍は結果玉砕する。現代人にとっては一見無謀な戦いと映ろう。だが悠久の大義に生きるとき、その死はもはや単なる死ではない。永遠の生なのだ。『May live forever 永遠に生きよ』レオニダス玉砕前の言葉である。ことごとく散華せし300人の魂は、レオニダス最後の言葉にある通り、天下分け目プラタイアの戦いにおいて、ギリシャ連合軍をしてペルシャ軍を撃滅させる役目を果たす。魂は不滅なり。吉田松陰『留魂録』、プラトン『パイドン』、そして邦画『俺は君のためにこそ死ににいく』。いずれも悠久の大義に生きた者々への讃歌である。なお偉作“300”はヘロドトス『歴史』に忠実に活写されている。

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普通に、楽しめました。

まず、ここのレビューを見て驚きました。
「良くない」という評価が結構、多いという事です。
実際に僕自身、何の先入観も持たずに観たので楽しめたのかもしれません。

CGを映画全体に多用されていることもあって、最初は違和感がありましたが、
直ぐに馴染む事ができました。
またCGでしか、表現しようの無い色彩もあって凄く綺麗でした。

他の方のレビューにあるように、戦闘シーンは必見です。
効果的に使われるスローや、血しぶきもそこまで生々しくなく、流れるような殺陣は観ててカッコよさがありました。

また後半からは、一段と入り込める展開で楽しめますし、
そして、最後の結末も納得できる終わり方で、心が熱くなれました。


こういう映画は賛否両論わかれる作品なのかもしれませんが、個人的には満足できた作品です。

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失礼かもしれないが

戦闘シーンより、王が光を背に立ち上がるとこや小麦畑に佇む王女のシーンなどの
の方が心に残っている。戦闘以外のシーンも映像ならではの美しい光の差し方によって印象的に
仕上げられている作品だ。そういうとこまで含めて「映像美」な作品だったと思う。
ストーリー性は希薄だし300人の戦士にも感情移入しにくいが、戦闘時以外多くを語らない王には返って美学を感じた。
そこは「描ききれていない」と批判するところではなく察するところかな。

ベルルッティの高級な靴で一流の紳士に

予告篇だけでOKな映画のひとつ。

予告篇の方が本編よりも優れている映画がある。
「300」もそんな一本だ。
最近見たものだと「ヱヴァンゲリオン 序」
「スゥイーニー・トッド」などもそう。

映画冒頭こそ、雄大なスケール感があって、
”これを映画館で見たかった”と思ってしまったが、
売りにしていたアクションシーンは
大げさでスタイリッシュなだけで、緊張感がない。
主要登場人物にも人間的深みが与えられていないので、
彼らが死んでも何の感慨も持てない(「キング・・アーサー」もそうだった)。

映像特典で、監督はいかに撮ったかなどについて
得意げに自信を持って語っている。
醜い神官の下に使える美女の託宣ダンスが
水中での演技だったことなど、
なかには”え?”と思う意外な事実もあるが、
それ以上のことは語っていない。

漫画を直接映画化した作品なら
「シンシティー」の方が機知に富み、
エネルギッシュで、楽しめる作品に仕上がっている。

とりあえず見ました、というだけの意味と価値の作品。

ベルルッティの高級な靴で一流の紳士に

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