「眠れる森の美女」プロローグ付3幕
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デュポンが最高!
オーレリー・デュポンが超かわいいです。テクニックも美しさも演技力も最高です。マニュエル・ルグリのパフォーマンスもすばらしい。この組み合わせはちょっとお宝です。
これこそバレエ!
バレエがパントマイムだということすら知らなかったド素人の私が十分に楽しめ、優雅な気分に浸れた素晴らしい作品だと思いました。
買うきっかけになった他レビューはその通りでした。特にオーレリ・デュポンは本当に素敵で憧れちゃいます。
舞台のセットも衣装も、全てが良いと思います!踊りの難易度はきっとすごいのでしょうね・・・でもそれを感じさせないダンサー達。
私のような初心者の方にも是非オススメです!!
圧巻、パリオペラ座の眠り姫
この<眠り>の公演映像は、'99年12月27日にL'Opera Paris Bastilleで同作品が上演された際、収録されたものである。振付・演出は故R.Nureyev。彼は、既にNatonal ballet of Canadaの為に<眠り>を製作していたので、L'Operaの<眠り>はこれがベースになっていると思われる。
先ず、僕が感心したのは、17世紀と18世紀の西ヨーロッパの宮廷世界の雰囲気が舞台を支配していると言う事。必ずしも場所を特定し辛いが、一応南フランスをイメージして作られた舞台だろう。この上演時、Nureyevは故人となっていたから、これは精確な時代考証を踏まえたプランを基に舞台美術を造り上げたE.FrigerioとF.Squarciapinoの功績である。Prologue・1幕と2幕・3幕では時代が異なっている事が一目で理解出来る。
この作品の成功の鍵は、何と言っても主人公Princesse Auroreに掛かっている。この公演映像では、エトワールに昇進して間もないA.DupontがAuroreを演じている。先ず、踊り以前に、舞台に登場した時の輝かしいオーラに、目眩めく思いだった。これは彼女の舞台人としての大きな武器である。DupontのAuroreは、王女としての教育・躾をちゃんと受けた気高く誇り高い女性、将来女王となるべき者が持つ威厳の萌芽すら感じさせる堂々たる王女だった。初めて会う求婚者達を前にしても、決して物怖じしない。それと同時に、16歳という年齢設定を十分納得させる役造りもちゃんと為されていて、正しく彼女はAuroreとして舞台に存在していた。Danse Classique pasの技術も完璧、芝居・マイムも表現力豊か。彼女の出る場面は、全て見所である。序でながら、4人の求婚者達は、Rose Adagioのパートナーに留まらず、衣装を含め、夫々に明確な性格を与えられている。彼等の間には、Auroreを巡って緊張関係が走っており、この工夫が平板に流れがちな1幕の前半に良い起伏を齎していた。
Prince Desireを演じたM.Legrisも、王子としての立場を弁えながらも、好奇心旺盛な若々しいDesireを造り上げた。NureyevがDesireに与えた細かく難度の高いPasを良くこなしている。特に、本来2幕1場と2場を繋ぐ間奏曲を用いて、Visionの場面の直前にDesireが踊るMonologue的Variationで、彼の技量の素晴らしさを満喫出来る。
構成面で興味深かったのが、3幕。この幕の冒頭に、楽譜上、Mazurkaの前に書かれているSarabandeが国王と王妃・廷臣達によって踊られ、Divertissementsでも、宮廷に相応しいと思われないDanse caractereの幾つかが割愛され、3幕が、国王の宮廷内の儀式の場面である事を、強く前面に出している。Nureyevの3幕のプランは、この幕を宮廷内で行われるAuroreとDesireの婚礼の儀に徹底させる事であり、実際、観客の意識もそれに集中する。
L'OperaのCorps de balletの素晴らしさは定評のあるところだが、ここでもその評価を裏付ける完璧なアンサンブルを見せてくれる。特に1幕のアンサンブルは、正しく絢爛豪華な踊りの錦織である。
Nureyev版<眠り>は、確かに彼自身の構想で作られているけれども、La fee du lilasをマイムの役に戻したり、1幕冒頭の編み針を巡るエピソードを復活させたりと、Petipaの原典も尊重している。マイムの積極的な活用も効果的である。Nureyev自身の振付ナンバーも多いと思われるが、Petipaの原典を更に効果的にした印象を与えるし、数曲のダンスナンバーの踊られる箇所の変更や割愛も納得がいく。只、最後のApotheoseの割愛には、疑問を持たざるを得ない。やはり、AuroreとDesireeを結び合わせ、善の世界の勝利を実現したLa fee du Lilasの徳を、出演者一同が讃えて、幕を締め括って欲しかった。
ヌレエフ版はおもしろい
古典の中ではあまり好きではない作品だけど大好きなルグリ、デュポンが主演なのと、ヌレエフ版ということで買ってみました。噂通りの見る者を飽きさせない、かつダンサー泣かせの高度な振り付け!さすがヌレエフ。買ってよかった。できればこのキャストの「白鳥の湖」が欲しかったんだけど。
最高峰オペラ座
バレエはスタイルがあるので好みによって何が最高か、なんて誰にも決められないけれど、やはりオペラ座は素晴らしいですね。
ヌレエフの演出は男性ダンサーの出番が多いので、ルグリのノーブルで正確な踊りも堪能できるし、
よく見ていると脇を固める男性ダンサーそれぞれ、小さな見所があります。
各国の王子様達も、同じ衣裳や色違いのことも多いのですが、「いろんな国の王子様」
なんだ!とすぐに分かる演出。王様もかっこいい。
何を隠そう、オーロラ姫が一番好きで、それを踊りたいがために何十年もバレエを踊っています。
それだけに、オーロラが自分のイメージと違うと、勝手にがっかりしてしまって思い入れが薄くなってしまいがち。
デュポンは透けるように白い肌に愛らしい瞳、細い脚、時々見せる王女様らしき品もあり、すぅっとお話に入っていけました。
王妃もリラも美しく、あのカラボスまでもが鼻筋と首筋のライン美しく、やはり人形は顔が命じゃないけど、バレエはお顔が美しいだけでもポイント高い、と実感。
いや、お顔だけじゃないですけど、勿論。
アニエス・ジロー、デルフィーム・ムッサン、ギヨーム・パール、レティシア、ピュジョル、など出演。
これは17世紀のお話なので、衣裳などでマリー・アントワネットの世界が彷彿されます。さすがフランス。
モーブなパープルのジャケットのインナーがクリームイエローで、回ったときにちらりと見えるのですが、
その色の配分やバランスがお洒落!悔しいけど日本のバレエ団では出せない美術センスかもしれません。
オーケストラのバランスも良く、「花のワルツ」ではメロディではなく弦のリズムでダンサーがワルツステップを踏んでいるのがよく分かります。
装置もカメラの寄りに耐える精巧さ、セリを使ったりして広い舞台を効果的に使っています。きっとプロもアマも楽しめるのでは?
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