クリスマス・キャロル
クリスマスの古典、チャールズ・ディケンズの不朽の名作をアニメ化、原作の真髄はそのままに新たに現代風の解釈を加えた作品。スクルージ(サイモン・キャロウ)、マーレイ(ニコラス・ケイジ)、ベル(ケイト・ウィンスレット)といった声優陣の豪華さもさることながら、本作の美しさはやはりCG技術を駆使した芸術味あふれるシーンにある。過去、現在、そして未来のクリスマスをのぞき見るスクルージの色鮮やかな心象風景もそのひとつ。
ストーリーは原作に忠実な展開で、登場人物がアニメーションのキャラクターであっても感動の涙を誘うには十分なことをも示して見せた作品。厳格なディケンズファンの間では「クリスマス・キャロル」の映画版と言えば、1951年のアラステア・シム主演作品もしくは1984年のジョージ・C・スコット主演リメイク版に並ぶものはまずない、というのが通説かもしれないが、本作もこの2作に取って代わるほどでないにせよ、また別の味わいを持つ作品に仕上がっている。モノクロ映画を怖がりそうな小さなお子様に特にお勧めしたい。対象年齢5歳以上。(Lynn Gibson, Amazon.com)
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