怪談

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三味線の師匠・豊志賀は、美しい煙草売りの男・新吉と愛し合うようになった。しかし、彼女は嫉妬深い女で、弟子のひとりお久が新吉に思いを寄せていることを知るや激怒。そんな豊志賀の態度に嫌気がさした弟子は次々とやめていってしまった。師匠に迷惑をかけたと彼女のもとを去ろうとする新吉。そんな彼を豊志賀が激しく引き止めようとしたとき、三味線のバチが彼女の顔を傷つけてしまう。傷は大きく腫れがあっていき、瀕死に。そんな彼女を重荷に感じていた新吉。やがて彼女は亡くなるが、新吉は弟子から豊志賀の手紙を受け取った。そこには「この先、女房を持ったら殺す」と書いてあった…。
『リング』の中田秀夫監督が初めて手がけた時代劇ホラー。原作は天才落語家・三遊亭円朝の名作「真景塁ケ淵(しんけいかさねふち)。女の愛の深さがひとりの美しい男をがんじがらめにして、地獄に落とす物語。豊志賀を演じるのは黒木瞳。そして新吉を演じるのは尾上菊之助。着物姿、立ち姿、流し目も美しく、色男・新吉役はまさにハマリ役。ほか麻生久美子、瀬戸朝香、井上真央など。『四谷怪談』ほどのオドロオドロしさはないが、背筋がゾクッとする美しい情念ホラー。(斎藤香)

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たいして怖くありません

映像は綺麗でお金かかってるなという感じはしますが、大して怖くはありません。黒木瞳よりその他の女優のほうがずっと美人です。死んだ女房が化けて出たと思って鎌を振り下ろすとほかの女をころしちゃったというワンパターンです。だいたいリングにしても、何で貞子は自分を苦しめた新聞記者に復讐しないで不特定多数の人類に復讐するのかさっぱり分かりません。テレビのブラウン管から貞子がでてくるとき、ブラウン管にうんこつけといたらどうかなって思いました。そういうわけであまりこの監督さん評価してません。まあ好き好きですから単なる私の意見です。

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怪談の世界・魅力を忠実に再現、そして菊之助がすごい

この映画は、
尾上菊之助に尽きます。
うまいし、色っぽい。
最初から最後まで物語の中心にいながら、
無責任に受け身。
そういう悪党新吉役を演じきってます。

豊志賀役の黒木瞳もがんばっています。
女の情念は怖いなあと・・・。
ただ美人すぎるし、
男に付きまとう執念を演じる為に、
メイクを醜くするなどの演出はないので、
そこはもっと崩してもよかったかと思います。

井上真央、木村多江、瀬戸朝香、麻生久美子の女優陣の中では、
特に瀬戸朝香の悪女ぶりがよかったです。
木村の出演は、中田監督の木村への感謝の念かと思いましたが、
女の愛情の深さを表現する演技は上手。

物語はと言えば、
前半の江戸の部分は、豊志賀の死がクライマックス。
死後の着替えのシーンでの豊滋賀の笑顔が怖い!ここ見所です。
後半の累ヶ淵の部分では、ラストに至る立ち回りのシーン。
菊之助演じる新吉の狂気に目が離せません。

本作、ホラーではなく、やっぱり怪談。
怖いけど、情念や因果を日本的な表現で描いた作品で、
見終わった後に、深い余韻が残ります。
要はメロドラマ。
菊之助の魅力を全面に出して大成功だと思います。
海外での評価が興味深いです。
こういう日本的物語を受け入れるのでしょうか。
中田監督の新境地ですね。

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