TOKUMA Anime Collection『ザ・コックピット』
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見てよかった
以前から見てみたいと思いつつ、チャンスを逸し続けてきましたが、今回のDVD発売でやっと見ることができました。
漫画で読んでいるから、ストーリーは分かっているのに、吸い寄せられるように見てしまいました。
映像は、私が漫画を読みながら想像するより、飛行機はより速く飛び、涙はより悲しく光り、血と炎はより赤く痛々しく映りました。
戦死した人達へのレクイエムと同時に描かれる、死を目前にしても、その命に夢や憧れを重ね合わせる「男のロマン」ってものは、「さすが、松本先生だ。」と感じるところでした。
松本零士さんのペンタッチを生かしたキャラクター設定や、原作を大事にした演出には好感が持てました。
第2話に登場する桜花は、最近まで漫画の中での架空の兵器だと思い込んでいました。
「そんな物が実在したはずがない。」と思ってしまう程、想像を絶する悲劇だったんだと思いました。
当時の搭乗員の方の遺書を読んで桜花の存在を知った時、野上少尉の虚しさが真実となって私の心に伝わってきました。
「続ザ・コクピット」を作って欲しいと思います。
「零距離射撃88」も、涙なしでは読めない作品でした。
次の世代と
あの戦争で亡くなった若者たちが生きていたら、いったいどれだけのことをしたのだろうか。次の世代の子供たちと観てみたい作品。いささか、美化しすぎな面もあるが、松本零士のライフワークのアニメ化作品として印象に残るものだった。
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