ワン・プラス・ワン/悪魔を憐れむ歌
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意外に仲良しやな
お前がいくらめかしこんでも、
どんなに革命を叫んでみても、
どんなに落書きに意味があっても、
そんなことには構っちゃいねえ。
俺はただストーンズが観たかっただけ。
このタイトル曲で、ブライアン末期とくれば、
もっとギスギスしたものを想像してましたが、
ラフなレコーディング風景で、
飲み物や吸い物を分け合ったり、各々が自然とアレンジをつけていったり、
とてもカッコ良いストーンズさんが映ってました。
(もちろんそれは断片的なものでしょうが。)
キースってちゃんとギター弾けるんだとか、チャーリーはやっぱりクールでエエなあとか、
ブライアンやビルワイマンはまあこういう扱いなのかな、とか。
そしてミックが相当に頭の切れる人間と言われてるのも分かるな、とか。
特典映像でゴタールが、怖そうに叫んでた黒人さんに演技指導してました。
こっちも意外に仲良しやな。
ゴダール「と」ストーンズ
政治性と音楽性、この二つの乖離を乖離としてありのままに、そしてシニカルに描いたのが、ストーンズの録音風景を撮ったゴダールの1968年の『ワン・プラス・ワン』です。
黒人による革命闘争と有名白人アーティストによる音楽録音。
ドゥルーズが言うように二つのモンタージュから何も生まれない、ということがこの映画のポイントです(技術的にもアンドレ・バザンのいうプランセカンス、移動撮影、一画面内での複数の色の配置が第三の意味を生むモンタージュを拒絶している)。
しかし、今日から見れば、ゴダールのシニカルな視点にも関わらず、ストーンズ(とそのファンによる)の黒人音楽志向、黒人への生成変化こそ政治性を含んだ社会的な変化だったと歴史的に言えるでしょう。
ゴダール本人はカメラマンの資質に還元しているようですが、ゴダール自身も本来はモーツァルトの人ですからロックを理解できないのは仕方ないですが、、、。
名曲、悪魔を憐れむ歌の制作過程のドキュメンタリー映像です。良いです。
今や持ち歌の数が400を越え、昔の歌を今のライブで演奏しても違和感を感じさせない、
というのは、ストーンズが初期の頃から、納得いくまで全身全霊で1曲、1曲を完成させており、それぞれの曲に思い入れがあるからに他なりません、ゴダール、好きですよ、でもね、ストーンズの映像を観たいのに意味ないですね、ストーンズが悪魔を憐れむ歌を完成させていく過程だけで十分です、その間の政治的背景をゴダールの映像で語る、僕にとっては逆に飛ばしましたね、ストーンズを観たいんですから。曲作りの過程の真剣な議論などなどで十分。
以上、結果、☆4つとさせて頂きます、やっぱ、ストーンズの醍醐味はライブですので、でも面白いですよ、この映像も、
ゴダールとストーンズ、ワン・プラス・ワンの“ハプニング”と“カオス”
(ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」という未完成曲が最初にあり、それを知ってゴダールが映画製作に乗り出したのか?、それとも、映画が最初に企画され、そこでレコーディングされることになったのがたまたま「悪魔を憐れむ歌」であったのか? その製作過程を私は詳しく知らないが、いずれにしても本作で取り上げられたのが“ロックそのものを象徴する”傑作である「悪魔を憐れむ歌」のレコーディング風景であったことは、ひとつの奇跡であり大いなる喜びだ。)
作品は、単純にストーンズのレコーディング風景を追ったドキュメンタリーではない。
もしドキュメンタリーという言葉を使うとするなら、ストーンズが象徴する“ロック”と映像作家ゴダールが出会うことによって生まれた“ハプニング”を捉えたドキュメントであるというべきだろう。
廃車置場にたむろしてブルースや革命を語り、拉致した白人女性を射殺する黒人たち。
ドラッグや共産主義に言及しながら、どこかインテリのお遊びとも見える即興撮影に興じるひ弱な白人の若者。
エロ本の山に身を隠しながら、自らの思想を朗読し続けるネオナチ。
映像に関係なくバックで延々と朗読され続けるナンセンスな政治小説。
これら、ゴダールが“ロック”にインスパイアされ、当時の彼の左翼思想をともない創られたであろうイメージの数々。
そして、人間の裏側に潜むサタニズムとそのエネルギーを“ロック”の楽曲のなかに焼き付けんと、苛立ち苦悩するストーンズのレコーディング風景。
そのふたつが脈絡もなく交互に錯綜する“カオス”のドキュメント。
未完成をそのまま良しとして投げ出されたこの作品、人によって評価は分かれるところだろうが、60年代末期の“ロック”(そしてその象徴であるストーンズ)とヌーヴェルバーグのゴダールのエネルギーがぶつかって生み落とされた“ハプニングとカオスの記録”として、私には忘れがたい。
「ストーンズってかっこいい!」
「60年代のストーンズって独特の雰囲気だよなぁ」「この頃のブライアンの立場ってこうだったんだ」…私はこういう見方しかできませんでした。完成作品『ワン・プラス・ワン』を観たプロデューサーがあまりの難解さに勝手に編集した『悪魔を憐れむ歌』でも同じでした。リモコンのスキップ、サーチを多用いたしました。娯楽作品でもなく、レコーディングに対しなんのガイダンスもないためドキュメンタリー作品とも言い難い。意味がわからないから内容の評価のしようもありません。[☆x3]は、ただただストーンズのレコーディング風景に対する評価です。ただしコラージュされた映像部分もストーンズのメンバーが演じていれば評価も上がったかもしれません。
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