オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
一作目を超える続編を作るのは常に難題。しかし、『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』は違う。前作、前々作で"シャガデリック"なノリにはまったファンには、たまらないことうけ合い!ただ、残念ながら、欲張りすぎた感は否めない。いつもながらの豪華なカメオ出演や、ヒワイな響きを忍ばせた言葉の数々だけでなく、今作品では、ギャグのくり返しや、若者風の下ネタやダジャレなど、いろいろ盛り込みすぎている。しかし、笑いのツボは随所にちりばめられており、とんでもないけどおもしろい、オースティン・ワールドは健在だ。マイク・マイヤーズは、今作品では、なんと四役に挑戦。ご存知モテモテスパイのオースティン、宿敵ドクター・イーブル、おデブの悪党ファット・バスタードに加え、新キャラクター、オランダ人のディスコ野郎、ゴールドメンバーもマイク・マイヤーズの新たな役どころだ。おなじみのストーリー展開にネタと笑いが盛りだくさん。マイク・マイヤーズのコメディアンとしての力量が存分に発揮されている。新ヒロインのセクシーベイブ、フォクシー・クレオパトラにポップ・スターのビヨンセ・ノウルズ。1975年のディスコ・フィーバーのさなかへパワーズがタイムスリップ(元祖スパイ俳優マイケル・ケイン扮する父親を救出に向かうのだ)する頃からの、マイヤーズとジェイ・ローチ監督の手法にもっと期待したかったところ。新キャラクターと、ヴァーン・トロイアー扮するミニ・ミーなどのおなじみキャラクターが、しっくりかみあわなかったのは残念だ。ほんの少し疲れはみえるが、オースティン・パワーズは、まだ"モジョ"を失ってはいない。(Jeff Shannon, Amazon.com)
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