ロイ・ビーン

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19世紀末に実在し、“殺し屋判事”の異名をとったロイ・ビーンの生き様を巨匠ジョン・ヒューストン監督が描いた作品。
無法の街ペコスにやって来たロイ・ビーン(ポール・ニューマン)は、自ら判事を名乗り、悪人たちをろくな裁判もせず独自の判断で処刑して行く。ヒューストン監督はこの破天荒な男を描くため、ユニークな構成を本作に用いた。ロイに関するエピソードを断片的に描き、全編を通したストーリーを設定しないという方法だ。ひょんなことから一緒に住むことになった巨大なクマとの交流、生涯崇めたリリーという名の歌手に会わんがための涙ぐましいエピソード。そしてロイの子どもを身ごもった娼婦の出産と死。独善的で横暴で、頑固で女好き、そんな時代遅れの男が、映画を観ているうちになんとも愛おしくなってしまい、ラストでは爽やかな涙を流すことが出来る傑作。(斉藤守彦)

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ロイ・ビーン 19世紀末に実在し、“殺し屋判事”の異名をとったロイ・ビーンの生き様を巨匠ジョン・ヒューストン監督が描