リトル・ブッダ

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自宅に訪問してきた僧侶に突然、自分の息子がチベット高僧、ラマー・ドルジェの生まれ変わりかもしれないと告げられる。9歳のジェシーは心を痛め、もだえ苦しみながらも聖地へ行く決意をするのだが…。僧侶にプレゼントされた絵本にのめり込んでいくジェシー。それは、シッダールタ王子(ブッダ)が苦難を乗り越え、仏教の悟りを開くまでの過程が絵本になっている物語だった。
特撮を駆使しているだけあって、この古代インド絵巻が交錯するファンタジーは壮大である。その映像はとても美しく、さかのぼった時の流れと独特な音楽の調べとともに体も心もゆるやかに浮遊した気分になってくる。『ラストエンペラー』『シェルタリング・スカイ』に続くオリエンタル3部作の完結編。(近藤鈴佳)

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