高慢と偏見
ジェーン・オースティンの1813年の古典『高慢と偏見』はエリザベス・ベネットとミスター・ダーシーのロマンチックの物語を描いたもので、いまなお無数の女学生のハートを勝ちとることだろう。1996年のBBCのミニシリーズは大人のハートも勝ちとっている、忠実な映像化と美しい風景、すぐれた演技を見ることができる。
ストーリーの中心は、エリザベスと、彼女を見下す裕福な独身男性ミスター・ダーシーとの反目だ。エリザベスは舞踏会で冷淡なダーシーにそっけなく拒否されて侮辱を受ける。オースティンは2人の主役の間で交わされるウィットと恋愛ごっこに、たくみに緊張感を取り入れ、サイモン・ラングトン監督(『Upstairs Downstairs』の監督も務めた)は、この6時間のミニシリーズで、当意即妙なやりとりと衝突を見事に浮き彫りにしている。大部分のセリフは、丹念に原作を追ったもので、そこに必要に応じて現代に必要とされる配慮のために肉付けし、整えている。例えば、ダーシーの人格はぐっと深みを出すように演出されている。本作を見れば、当時のイギリスに迷い込んだような錯覚を受けるはずだ。ジェニファー・エールは、母が何とか身を固めさせようと、あの手この手でダーシーへの関心を煽る努力を注ぐにもかかわらず、頑として意志を曲げないエリザベスをしっかりと演じている。そしてダーシー役のコリン・ファース(『イングリッシュ・ペイシェント』は、この作品を見る女性たちの心を独り占めにしてしまうだろう。
『いつか晴れた日に』、『待ち焦がれて』といった素晴らしい映画化を楽しんだオースティン原作の熱心なファンならば、このミニシリーズはオースティンのビデオ・ライブラリーに必携だ。このロマンチックな時代の作品に初めて接する人は、『高慢と偏見』に夢中になり、続きをもっと見たくなることだろう。しかし、ひとつ警告を。1日をかけてゆっくりと見終わるように計画しよう。6時間座りっぱなしで最後まで見たいという欲求にあらがえる人はめったにいないから。(Jenny Brown, Amazon.com)
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ときめきました
ブリジットジョーズの日記のマークダーシーをみてから、
とにかく、ときめきました。
そしたら、高慢と偏見に出ているというのでずっと見たいと思っていました。
その前にプライドと偏見をみてしまったのですが、
より一層高慢と偏見が見たくなりました。
探してみると、少し値段的には高めでしたが、
その価値はあったと思います。
愚かな家族に口答えもせず、
そんな辛抱強さ見習わなければならないな。
「プライドと偏見」を見たあとに
スターチャンネルで「プライドと偏見」を10回近く見たあとにLaLaTVで見た「高慢と偏見」。
6時間放送の高慢と偏見は丁寧に説明しながら描かれた感じで分かりやすい仕立てです。
映画のプライドと偏見は主役を現代的スリム女性に、ドラマ高慢と偏見は当時の美女であろう小太り女性が主役を演じてます。
それぞれの好みはあるでしょうが、全体的美しさは映画プライドと偏見に私は感じました。
ドラマ高慢と偏見は買ってみたいとは思いません。
LaLaTVをスカパーで見られて幸運でした。
「世界で一番すてきな女の子」の物語
『高慢と偏見』の主な映画は3つある。(1)ローレンス・オリヴィェがダーシーを演じる、1940年版、117分。(2)コリン・ファースがダーシーを演じる、BBC製作の1995年版、302分。(3)キーラ・ナイトレイがリジーを演じる『プライドと偏見』、2005年、127分。三つの中では、5時間をたっぷり使う(2)の本作が断然よい。というのも、『高慢と偏見』は、恋愛の難しさと素晴しさを深く見詰めた作品であり、気持ちの揺れ動きにどうしても時間を必要とするからである。リジーとダーシーは何度も「すれ違い」「離れ」ながらも、その誠実で優れた資質によって、次第に接近してゆく。オースティンが「世界で一番すてきな女の子」として描いたリジーでさえ、ある種の思い込みがあるために、恋は簡単に成就しない。誇り高い二人には、恋愛のハードルはそれだけ高いのだ。二度目のダーシーのプロポーズを受けて、あの聡明で活発なリジーが、ダーシーの眼を見返すことができない。言葉少なに、並んでどこまでも歩く幸せな二人。それを祝福するかのように光溢れる美しい田園の光景。大学の授業でこのDVDを見せたら、学生はみなオースティンを大好きになった。めったにない名画だ。撮影の経過と時代考証を書いた本『The Making of Pride and Prejudice』も、写真が美しいのでお勧め。
すばらしい作品です!!!
原作を読んでからドラマ版『高慢と偏見』を見たのですが、本当に大満足の内容でした!原作同様一人一人のキャラクターがしっかり描かれていて、演じる俳優さんたちも素晴らしかったです。ドラマ版を見た後で映画版『プライドと偏見』を見たのですが、私は断然ドラマ版がいいと思いました。映画版のMr.ビングリーは品がなく無知な人間にしか見えなかったし、Mr.ダーシーには高慢さが足りないように感じました。そして、ベネット家の長女ジェーンの美しさも映画版では感じることができませんでした。
それに比べてドラマ版のMr.ビングリーは本当に好青年でMr.ダーシーは高貴な魅力が漂っていました。そして、長女ジェーンの佇まいの美しいこと!!次女エリザベスは確かに映画版の方がビジュアル的には美しいですが、私はドラマ版のエリザベスに女性としての深みを感じました。それにMr.コリンズの気持ち悪さ、Missビングリーの意地悪そうな顔もドラマ版の方が最強でした(笑)
これらのことからも、やっぱり私はドラマ版『高慢と偏見』が原作に忠実で完成された作品だと思いました!
この映画には納得できない
ジェーン・オースティンは大好きだけど、映画はあまり見ないというものの独断的レビューだが(念のため)
入れ物にはコリン・ファースとある。残念ながらこの俳優を知らないのだ。エリザベスはジェニファー・エイル。この女優も知らない。ちょっと意地の悪そうなおばさん女優なのが残念だ。
姉ジェーンとこのジェニファー,美人という設定だが,その辺にいる普通の女性に思える。だからダーシーが身分の違いを越えて結婚しようとする理由がわからなくなる。
この小説ではリディアが結構重要な役目を果たす。でも,映画では彼女はあまりに軽薄すぎて,とうていエリザベスと同じ環境で育ったとは思えない。
このDVD見ながら思ったことは,映画は到底原作(翻訳)にはかなわないのだなぁ。原作では文のひとつひとつにいわく言い難い含蓄があって味わい深いのだけれど,映画になると映像にあるものでしかない。ジェーン・オースティンの小説の映画化は無理?
この映画には納得できない。原作を読んだほうがいい。
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