ラーメンズ DVD-BOX
昨今のテレビを中心としたお笑いブームとは一線を画す、片桐仁と小林賢太郎による演劇寄りのコメディユニット、ラーメンズ。彼らの舞台公演を集めたボックスセット第2弾が本作。「CHERRY BLOSSOM FRONT 345」「ATOM」「CLASSIC」「Study」の4公演を収録している。各作品ともに複数のコントからなるオムニバスで、さらに各コント一編一編が緻密に構成されたアイデアあふれる作品だけに、まとめて一気に見ようとするのはもったいない。一日にコント一編ずつをじっくり味わいながら楽しむのもいいかも。ちなみにボックスセット第1弾は「ラーメンズ: DVDボックス」と、表記が一部異なるだけで読みは同じなので、購入時にはご注意を。(田中 元)
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買った方が良い。どうせ何度も観るから。
舞台は生が一番。もちろんラーメンズもそうなのだが、
ラーメンズの場合は後でじっくり見ると、思わぬ発見が
あり面白さや驚きも倍増する。
ライブごとに特徴があり、4本立て続けに見ても疲れる
ことも見飽きることもない。
今までたくさんの舞台を見てきたが、映像化されたもの
まで購入して、しかも繰り返し見るのはラーメンズだけ。
未見の方は一度お試しください。
FRAMEWORKS ―心という枠にかすかな火が訪れるとき―
爆笑オンエアバトルで名前くらいは頭に残っていたラーメンズ。
彼らを直視する契機は、知り合いから勧められて観た「Study」だった。
観衆の脳裏に、イメージを造っては壊す。造っては壊す。
この世界を創った神様と同じく気まぐれな創造者。
それでいて、創られた世界はまぐれではなく、計算しつくされている。
奇妙なワクワク感と共に、枠は跳び箱のごとく積み重なる。
マジックやトリックで騙されるのが心地いいのは、
予定調和の日常からの脱却があるからだろう。
彼らのつくる空間にはそれがある。
ラーメンズは、Rahm(枠)+en(複数形をつくる語尾)+s(複数形をつくる語尾)であることから、箱にたとえられることがある。
それも正しいが、誤解を恐れずに言うのなら、
私にとってのラーメンズとはロイター板である。
だから、位置をしっかり踏みしめないと、水平開脚飛びも台上前転も不可能である。
ロイター板を発明したロイター氏と同じくラーメンズは偉大である。
ロイター氏がいなければ、体操ニッポンなどありえなかったし、
ラーメンズがいなければ、頭の体操ニッポンもありえなかった。
もちろん、頭の体操という言葉は、疑問および改善の余地があると言わざるを得ないだろう。
「若手芸人」からの脱却
ラーメンズって何?って人はこのDVDBOXを観るべきである。初めて触れた人は「何だこの人達!?」と思わずにはいれないだろう。これらの公演でラーメンズは「芸人」という括りではなく、シティボーイズ、イッセー尾形のような「コント師」というカテゴリに属していると感じられる内容に仕上がっている。
第11回公演「CHERRY BLOSSOM FRONT 345」はラーメンズにとって、大きな転機になったと思う。それまでのコントの流れを引き継ぎつつ、斬新なものを生み出している。特に短編ミステリー小説のような構成である「小説家らしき存在」はその後の彼らにとって大きなものであったと思う。かと思えば「レストランそれぞれ」のような突拍子もないアイデアを出してきたりと、全てが上手くいった公演であるという印象。
第12回公演「ATOM」ではその方向を更に突き詰め、「お笑い」というよりも「コントライブ」という雰囲気の静かな構成。「CLASSIC」では全てのコントが同じホテル内で行われているという設定。「STUDY」では授業のような豆知識が全体に散りばめられている。
この辺りからラーメンズはコント単位ではなく、公演単位で統一感を持たせるようになっていった。前半のコントが後半への複線になっていったりという手法も多く盛り込まれている。
これらを見て、ラーメンズをただの「若手芸人」だと思う人はいないだろう。テレビにこそ露出はないが、こういうところでコントに対して真摯に取り組んでいる人もいるのだということがわかると思う。現時点でこのDVDBOXは、これを見れば一番ラーメンズの世界に浸れると断言できるものだ。
まず間違いない
ラーメンズのコントの「ニヤニヤしながら観ちゃうコント」「歌モノ」「ハッ!とするコント」がぎっしり詰まっています。
私は
・バニーボーイ
・帝王閣ホテル応援歌
・採集
と、それぞれ毛色の違う3つが大のお気に入りです。
持ってて間違いのないBOXだと思います!お買い得だしw
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