軍神山本元帥と連合艦隊

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昭和6年、三国軍縮条約で軍事力拡大に大きな制限を受けてしまった日本で、山本五十六(佐分利信)はその代償とばかりに兵士の技術向上を目論み、日夜猛訓練を施していく。やがて時局は緊迫の度を増していき、連合艦隊司令長官に就任した山本はあくまでアメリカとの戦争に反対し続けるが、もはや戦争回避は不可となるや、短期決戦早期和平を目指して真珠湾奇襲計画を実行に移し、かくて昭和16年12月8日、ついに太平洋戦争が勃発するが……。敵国アメリカ軍からも畏敬の念をもって語られる名将・山本五十六の戦争とともに生き、そして死んでいった道程を描いた戦争スペクタクル大作。「軍神」というアナクロ的なタイトルの響きといい、大蔵貢が新東宝の社長に就任して敷いたアナクロ戦争大作路線の先駆的存在でもあるが、名優・佐分利信が堂々たる貫禄で五十六を演じており、戦記映画マニアなら一見の価値は大いにありだろう。監督は『新妻鏡』などの志村敏夫。(増當竜也)

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軍神山本元帥と連合艦隊 昭和6年、三国軍縮条約で軍事力拡大に大きな制限を受けてしまった日本で、山本五十六(佐分利信)